両国と錦糸町、どちらも観光で来られる方の多いエリアです。そのちょうど中間くらいに新しい物件が出ました。このあたりがどんなところか知らない方も多いと思うので、まずは説明させてください。

住所は「緑」。両国から錦糸町に向かって1丁目、2丁目、3丁目、4丁目と並んでいます。今回の物件は4丁目に位置するので、どちらかというと錦糸町より。両国と錦糸町を歩いて行き来すると20分ほどの距離なので、どちらも十分徒歩圏内です。

マンションが多く、墨田区っぽい下町というよりはちょっと都会的。道路も碁盤目上に走っていて、商店街もなければお店も少ないです。中小企業を経営している方が多いけど、かといってビジネス街でもなく、住宅街でもない。企業向けの仕事をしながらもここに住まう人がいる街です。昔ながらのお店があったり、最近ではオシャレなカフェもでき始めています。地元のお店に入ってみると、距離感が近くてやっぱりここは下町なんだなってことも感じられる不思議なところかもしれません。

今回募集する物件は、1947年に創業し約70年もの間この地でお茶屋さんとして営業していました。（現在は、スケルトンの状態です）観光地や人気エリアに近く京葉通りに面した角地は、立地的には言うことなしです。店舗やギャラリーなど人が集まる場所にとてもおすすめ。

道路側が全面ガラス張りになっているのと、大通りに面していて隣接する建物がないので、1階はとても明るい室内が印象的です。夏の日中はちょっと暑いかもしれませんが、朝は特に気持ちのよい光がたっぷりと差し込んできます。2階も明るいので写真スタジオなどに使うのもよさそうです。ものづくりをされる方やスペースのシェア、リノベーションは可能です。これだけの広さ、可能性は無限大だと思います。

ネックとなるのは、トイレなどの水回りが1階のみということと、駅からはやはり少し離れていること。でも、墨田区は坂がほとんどないので、自転車があればこちらから行くこともできるし来てもらうこともできるので、駅から遠くても決してアクセスが悪いということはありません。それになんと言っても有名観光地の両国と錦糸町がすぐそこ。東京スカイツリーも目と鼻の先ですし、人気の清澄白河だって徒歩圏内です。周りの地域を巻き込みながら、この地域のあらたな拠点にここがなってほしいなと思います。

▼スケルトンにする前の様子

 

※地図はエリアの目安としてお考えください。